社長ブログ

早いもので師走になってまいりました。皆さまは、一年をどのように過ごされたでしょうか？　楽しかったこと、辛かったこといろいろな思い出がおありかと思いますが、私は、こうして一年を過ごさせていただいたことに感謝しようと思います。アメリカでは次期大統領が決まり、新たな時代を迎えようとしていますが、地球温暖化阻止への歩みは止めないでいただきたいと思います。２０５０年には地球の人口が１００億人を超えるとのこと。温暖化問題と合わせ、食料問題が気になります。私たちのできることとして、住宅の省エネ化を進めていきたいと思います。国の補助金制度もスタートしていますので、今がチャンスかと思います。年末でせわしなくなると思いますが、風邪など召さぬよう、また新たな年を穏やかに迎えられますことをご祈念申し上げます。  

うっかりしてたら、はや11月、あっという間に過ぎてく1年という感じがいたします。また、11月は「過労死等防止啓発月間」でもありますが、大手広告代理店でのオーバーワークからおきた痛ましい事件に対する当局の捜査も本格化しています。地元出身で将来有望な若者であっただけに残念でなりません。仕事ですから、時には厳しい教育も必要だとは思いますが、ベースに「愛」がなければならないと思います。弊社も時短に取り組み始めました。建設業という仕事柄、休日を週2回とるのは難しいと思っていましたが、バディ制度を採用して、お互いをサポートできる体制を作り、休出や残業の削減に取り組んでいるところであります。仕事とは世の中の皆さまに喜んでいただけることととらえ、仕事を楽しみにしていくことも大切ですね。ちなみに社長岩田の趣味は仕事です（笑）　時節柄お体ご自愛くださいますようお願い申し上げます。  

おかげさまで、先日、70期の経営計画発表会を行うことができました
その時の社長あいさつを、掲載させていただきます

「三代目は会社をつぶす」といわれますが、私は三代目です。なぜ、そういわれるのでしょうか？　三代目が苦労知らずのボンボンだからという考え方もありますが、諸行無常、世の中は刻々と変化していきます。創業当時は井戸が当たり前で、水道がまだ整備されていませんでした。もちろんトイレはくみ取りです。現在は、先輩たちの努力により、インフラが整備され、ウォシュレットが当たり前の時代です。つまり、世の中のニーズが変わっていくのです。少子高齢化、平均賃金の下落、夫婦共稼ぎが当たり前、時代はどんどん変わっていきます。つまり、世の中の変化にあわせて変化していかない企業は続かないという意味だと解釈しています。私たちは、世の中が求めていること、必要とされている商品やサービスを提供していかなくてはなりません。「不易流行」何のために働くのか、何のために東工業はあるのかという原理原則はかえず、その目的実行のための手段は、常にお客様によろこばれる商品・サービスを開発していくという、変えてはいけないものと変えなければいけないものを意識して、「三代目はますます隆盛する」にしていきましょう。

新たな1年に向け、ご指導よろしくお願い申し上げます

東工業株式会社　
代表取締役　岩田浩一
  

梅雨も明け夏本番になりました。ビールがおいしい季節ですね！先月、静岡県内の経営者団体のメンバーとして、ニューヨークへ行かせていただきました。エンパイアーステートビルにオフィスを構えられている経営者を始めとして、世界経済の中心地で活躍する日本人経営者たちに、たくさんの学びをいただいてきました。私も発表の機会を与えていただき、自分自身を振り返るとともに、自分自身の至らなさを謙虚に反省し、一生懸命努力をすれば、未来は明るいと確信いたしました。また、地元沼津では、沼津リノベーション街づくりのお話も伺い、沼津発展の為私たちにできること、世の中が必要としていることを、素直な目で観察し、少しでもお役に立てればと思いました。「不易流行」という言葉がありますが、変えてはいけない経営哲学、変えなければならない、世の中の変化に合わせた業態。そんなことを考えさせられました。暑い日が続く中、節電も大切ですが、熱中症にならぬよう我慢せず適切に冷房をしてください。ありがとうございました。

  

いつも「社長のブログ」をご覧いただきまして、ありがとうございます。おかげさまで、東工業は創業８５年となりました。今回は三代目社長のわたし岩田をご紹介させてください。昭和34年に千葉県松戸市に生まれました。小学生の頃は、学校から帰ると四手網や釣り竿をもって、近くの用水路やため池に魚とりに毎日のように通っていました。地元の県立高校を卒業したのち、大学に進学し工業化学を専攻しましたが、オートバイに入れ込み、バイクかバイトの生活でしたが、4年で卒業できるのは半数しかいないという状況の中、奇跡的な低空飛行で卒業でき、本田技研工業に入社いたしました。ちなみに今のホンダの社長は同期入社です。大学時代に知り合った妻が、二代目社長の長女というご縁で、平成元年、30歳を機に東工業に入社いたしました。当時は、バブルの余韻が残っており、リゾートマンションや温泉旅館の新築が目白押しで大変忙しかったのを覚えています。伊豆長岡の順天堂病院の設備工事などで現場監督を務め、平成11年社長に就任させていただきました。バブル崩壊、リーマンショックなど波乱万丈のなか、経営には哲学が必要と気づき、京セラ創業者の稲盛和夫氏が塾長を務める盛和塾に入塾、「利他」をベースにした経営を目指し、日々奮闘中です。まだまだ修行中の身ではございますが、今後ともよろしくお願いいたします。
東工業株式会社
　　代表取締役　岩田浩一